日蓮宗六条門流肥後本妙寺

総門「仁王門」の改修保全事業に取り組み、そのための、浄財のご寄付をお願い

 加藤清正公をお祀りする肥後本妙寺では、総門「仁王門」の改修保全事業に取り組み、そのための、浄財のご寄付をお願いしております。

 仁王門は大正9年(1920年)に、清正公を熱烈に崇敬した風雲児、小林徳一郎氏(1870年~1956年)が私財を投じて建立し、本妙寺に寄進した、当時全国的にも希少な鉄筋コンクリート製建造物で、平成22年(2010年)に、清正公400年遠忌記念事業の一環として大幅な改修工事が施され、往時の美しい姿に甦り、翌年には国の有形登録文化財に指定されましたが、惜しくも平成28年(2016年)の熊本地震で損壊し、現在、国や自治体からの補助を得て、再度の改修保全事業に取り組んでおります。しかしながら前回をはるかに上回る大工事となるため、補助以外にも莫大な経費が必要な状況です。

 今年、建立から100年を迎える仁王門は、本妙寺の総門であるのみならず、貴重な文化財であり、長年にわたり親しまれてきた地域のシンボルでもあります。このような公共財としての仁王門の保全のために、皆様方のご理解とあたたかいご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。

合掌。

本妙寺小住
池上正示

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