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天正13年加藤清正公が父君清忠公追善のため
日真上人を招き摂津に一宇を建立し、本妙寺と号す。
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天正16年清正公肥後の大守になられ
同19年本妙寺を熊本城内に移す。
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慶長10年後陽成天皇勅願道場の論旨を下され、
翌11年永代紫衣を勅許される。
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慶長16年清正公熊本城内にて薨去、
遺言状により城西中尾山の中腹の現在地に御廟所を造営する。
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慶長17年 頓写会起る
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慶長19年城内の本妙寺焼失す。
よって、清正公御廟所の地たる現在地に移転し、
元和2年遷仏落慶法要を営む。
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明治10年西南の役で大本堂焼失す。
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明治17年十数年の工事を経て大本堂再建される。